子供に多い急性中耳炎とは? |
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耳の痛み、発熱、耳だれが主な症状です。 幼児の場合は、痛みを伝えることができないので、ぐずったり、夜泣きだったりでわかりにくい時もあります。 |
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鼻・咽の奥と耳とは、図のように耳管 という細い管でつながっています。耳管を通して鼻や咽の細菌が、中耳に入り感染します。ですから、風邪で鼻炎、咽頭炎が起こると中耳炎になる危険性が高くなります。 |
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主に、抗生物質の内服となります。最近は、薬が効かない細菌が増えてますので、なかなか治らないこともあります。また炎症が強いときは鼓膜切開をすることもあります。 |
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痛みや熱は1~3日位で治まり、一見治ったようになりますが...中耳には長期間炎症が残り、意外と治るのに時間がかかります。早くて1週間、数ヶ月はかかることもあります。また滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)といって慢性化することもあります。 |
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中耳に炎症がある限り、軽度から中等度の難聴が続きますが、炎症がなくなれば正常に回復します。しかし、慢性化すると後遺症が残ることもあります。 |
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最後に一言 |
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ほとんどのお子様が小学校入学頃までには、中耳炎になりにくくなります。 それまでは、中耳炎の予防と治療に一緒にがんばりましょう。 |
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